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2021.06.07 -
2025.01.30
モバカルナースからの医療保険、公費(医療)、療養費明細書情報、指示期間の入力
医療保険、医療保険に関する公費、療養費明細書情報、指示期間、訪問場所情報は、対象の利用者の『利用者』→『保険情報』より入力できます。
医療保険の登録方法
医療保険を登録する場合、事前に給管帳またはモバカルナースで保険者登録を行ってください。保険者の登録方法については以下のリンク先のマニュアルを参照ください。
<給管帳からの登録方法>
・保険者の登録(医療保険・介護保険)
<モバカルナースからの登録方法>
※モバカルナースから登録すると給管帳へも反映します。
・設定>1-7.保険者管理
- 医療保険情報タブを選択し、『新規登録』を押します。
- 各項目を入力し、『登録』を押します。
項目名 必須区分 説明 保険種別 必須 保険の種類を選択します。 本人・家族 必須 本人家族区分を選択します。
利用者の年齢が70歳以上の場合、『高一』か『高7』のいずれかから選択してください。
高一・・・負担割合が1割又は2割の利用者
高7・・・負担割合が3割の利用者保険者番号 必須 事前に登録した保険者番号から選択してください。 記号・番号 必須 記号、番号を全角で入力します。
記号・番号の分割については、こちらをご参照ください。枝番 保険証に枝番の記載がある場合入力します。 給付割合 必須 保険の給付割合を選択します。 有効期間 必須 有効期間を入力します。
終了日は保険証に記載がない場合は省略可能です。高額療養費 ※給管帳の高額療養費の自動計算が実装されたため、ナースの保険情報→高額療養費欄への入力は非対応となりました。
詳しくは
訪問看護療養費明細書の『特記』、『備考』欄と高額療養費の計算方法について
も参照ください。記号・番号の分割方法
「分割→」ボタンをクリックすると、「記号」と「番号」が分割されます。
分割後の「記号」と「番号」は自動で全角に変換されます。
※分割については、「記号」と「番号」の間にあるスペースや中点で分割しています。
「番号」のみ登録している場合・スペースや中点区切っていない場合は「分割→」ボタンをクリックすると「記号」欄は空欄・「番号」欄のみ反映します。記号・番号に番号のみ登録している利用者に対しても分割対応をしていただく必要があります。
分割前の「記号・番号」欄で「記号」と「番号」をスペースや中点で区切っていない場合は手修正で入力をしてください。 - 画面に入力した保険情報が表示されると登録完了です。この時点で給管帳へも保険情報が登録されます。登録内容内容は『編集』『コピー』『削除』をすることができます。
※保険証の期限を空欄(無期限)で登録した場合、西暦が「9999 年」で登録されるため、登録・編集画面では「令和7981年」と表示されます。
医療公費の登録
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- 医療公費情報タブから『新規登録』を押します。
- 各項目を入力し、『登録』を押します。
項目名 必須
区分説明 公費情報 必須 該当する公費を選択します。登録したい公費が選択肢に無い場合は、給管帳から公費の追加が必要になります。給管帳での公費の追加方法については下記を参照ください。
・地域独自の公費の登録(医療保険)負担者番号 必須 負担者番号の法別区分(負担者番号の最初の2桁)を抜いた番号を入力します。 受給者番号 必須 受給者番号を入力します。 有効期間 必須 有効期間を入力します。終了日は省略可能です。 自己負担額 利用者自己負担額の上限額を入力します。公費の自己負担額が0円の利用者はこの欄に0と入力してください。 有効期限切れメッセージ 公費期限切れメッセージの表示/非表示を設定します。
※同じ公費が複数登録されている場合は、最新の公費の「有効期限切れメッセージ」のチェックの内容が反映されます。 - 画面に入力した公費情報が表示されると登録完了です。この時点で給管帳へも公費情報が登録されます。登録内容内容は『編集』『コピー』『削除』をすることができます。
- 医療公費情報タブから『新規登録』を押します。
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療養費明細書情報の入力
ここから訪問看護療養費明細書に記載が必要な「主たる傷病名」や「心身の状態」「特記事項」等の内容を入力することができます。
令和6年5月以前は「療養費明細情報(~R6.5)」、令和6年6月以降は「療養費明細情報(R6.6~)」からご入力ください。
下記は「療養費明細情報(~R6.5)」の入力説明になります。
「療養費明細情報(R6.6~)」の入力はこちらをご参考ください。
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- 療養費明細書情報タブから『新規登録』を押します。
- 各項目を入力し、『登録』を押します。
明細書情報の各項目の入力すべき内容一覧
項目名 説明 開始月 入力した明細書情報は、ここで指定した月以降の訪問看護療養費明細書に反映されます。 1.~4.主たる傷病名1~3、主たる傷病名4(自由入力) 主治医が交付した訪問看護指示書に記載の傷病名を記載します。その他に記載が必要な病名があった場合は自由入力欄に入力します。 5.職務上の事由 船員保険の被保険者の場合入力を行います。
・職上:職務上
・下3:下船後3月以内
・通災:通勤災害6.特記 01公~30区オ から該当する特記事項を選択します。
詳しくは
訪問看護療養費明細書の『特記』、『備考』欄と高額療養費の計算方法について
も参照ください。7.訪問した場所 1.自宅
2.施設
3.その他8.訪問した場所:施設種別 訪問した場所が「2 施設」に該当する場合にあっては、該当する施設を選択します。
9.訪問した場所:その他詳細 訪問した場所が「3 その他」に該当する場合にあってはその場所を記載します。 10.特別地域加算の有無 特別地域訪問看護加算の有無を選択します。有に設定すると特別地域訪問看護加算が自動算定されます。 11.訪問に要する時間(分) 特別地域訪問看護加算を算定する場合に、訪問に要する片道の時間を入力します。 12.基準告示第2の1に規定する疾病等の有無 別表7、8の該当の有無を選択します。 13.該当する疾病等 別表7、8の疾患・状態から該当する項目を選択します。 14.心身の状態 心身の状態についてその他に記載したい事項を入力します 15. 主治医の属する医療機関の名称 主治医の医療機関名を入力します。 16. 主治医の氏名 主治医の氏名を入力します。 17. 訪問開始年月日 訪問看護を開始した年月日を入力します。 18. 訪問終了年月日時刻 訪問看護を終了した年月日とその時刻を入力します。 19. 選択肢(1~5) 訪問を終了した理由を選択します。 20. 5その他の内容 上記の選択肢で「その他」を選択した場合、その内容を入力します。 21. 死亡年月日時刻 訪問看護ターミナルケア療養費を算定した場合、死亡年月日及び時刻を記載します。 22. 場所 死亡した場所を選択します。 23. 5その他の内容 死亡した場所で「その他」を選択している場合、その内容を入力します。 24.死亡の状況:施設種別 死亡した場所が「2 施設」に該当する場合にあっては、該当する施設を選択します。 25. 情報提供先:市区町村等
26.情報提供先:前回算定年月
27.情報提供先:入園・入学
28.情報提供先:転園・転学
29.情報提供先:学校等 医療的ケアの変更
30.情報提供先:医療機関等情報提供療養費1~3を算定する場合に入力します。
情報提供療養費の2を算定する場合で、2回目以降の算定となる場合は前回算定年月を入力します。入園・入学又は転園・転学による算定の場合は該当する項目を選択し、当該月における転園又は転学に係る算定回数をあわせて記載します。31.専門の研修:基本療養費Ⅰ・Ⅱ 「基本療養費Ⅰ・Ⅱ」について、「1 緩和ケア」、「2 褥瘡ケア」又は「3 人工肛門・人工膀胱ケア」のいずれかを選択します。
32.専門の研修:専門管理加算(1-3) 「専門管理加算」について、以下
「1 緩和ケア」、「2 褥瘡ケア」又は「3 人工肛門・人工膀胱ケア」のい
ずれかを選択します。(専門管理加算のイに該当する場合に限る)33.専門の研修:4特定行為 特定行為の「該当/非該当」を選択します。
34.専門の研修:4特定行為コード 該当する行為を選択します。(専門管理加算のロに該当する場合に限る)
35.専門の研修:手順書交付年月日 手順書が交付された年月日を記載します。(専門管理加算のロに該当する場合に限る)
36.専門の研修:直近見直し年月日 「直近見直し年月日」の項について、利用者の主治医と共に、手順書の妥当性を検討した年月日を記載します。(専門管理加算のロに該当する場合に限る)
37. 特記事項他①
38. 特記事項他②別表7、8に該当する利用者の利用者で他の事業所から訪問看護を受けている場合に、その所在地と名称を入力します。
他の訪問している事業所が1か所の場合は「28. 特記事項他①」に入力、他に2か所の事業所で訪問している場合は「28. 特記事項他①」「29. 特記事項他②」にそれぞれ入力します。39.特記事項6支援 在宅療養支援診療所又は在宅療養支援病院が24時間往診及び訪問看護により対応できる体制を確保し、往診担当医や訪問看護担当者氏名、担当日等を文書により提供している場合は、「有」を選択します。 40.【所得区分】低所得 低所得区分を選択します。 41. 備考欄 6.特記欄に「30区分オ」と40.【所得区分】欄に低所得区分の設定がある状態で、現物給付をされた場合(高額療養費の上限に達した場合)は『低所得Ⅰ』又は『低所得Ⅱ』が療養費明細書の備考欄に自動記載されます。 出典:「訪問看護療養費請求書等の記載要領」
(クリックすると厚生労働省のホームページへ移動します。) - 登録が完了すると入力した病名や心身の状態が表示されます。この時点で給管帳へも療養費明細書情報が登録されます。登録内容を修正したい場合は『編集』を押してください。
- 療養費明細書情報タブから『新規登録』を押します。
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訪問看護療養費明細書に記入が必要な特記事項のうち「3 従」「7 同一緊急」「8 退支」「9 連」の4項目は実績集計後に給管帳から入力が必要となります。
詳しくは以下の記事を参照ください。「10 GAF」についてはモバカルナースの看護記録から反映させることが可能です。(詳細)
・実績確定後の訪問看護療養費明細書情報の修正方法(医療)
訪問看護指示期間の入力
訪問場所情報の登録
訪問開始年月日 | 訪問看護を開始した年月日を入力します。 ※利用者>基本情報>『初回訪問日の日付』が登録されている場合は、自動反映されます。 |
訪問場所コード | 選択肢の中から該当の項目を選択します。 |
その他訪問場所 |
上記の選択肢で「99 5 その他」を選択した場合、その内容を入力します。 |
4.登録した内容は、給管帳>訪問看護(医療)管理>利用者管理(医療)>利用者選択>訪問場所情報(R6.6~)に反映します。
以上で医療保険や公費、療養費明細書情報、指示期間、訪問場所情報の入力は完了になります。